オーダーメイドできるロールスクリーンの最大サイズ

オーダーメイドできるロールスクリーンの最大サイズ

ロールスクリーンは使用していない時は巻き取ることができる構造となっているため、カーテンと異なり見た目にすっきりと収納することができるのが特徴です。
特殊な窓の大きさの場合には、オーダーメイドで制作することもできるため、最近では様々な住宅で利用されることも多くなってきました。
特に大きな窓を持つ住宅の場合には、カーテンを使用すると非常に大きくなってしまい重たい印象を与えてしまうことになるため、ロールスクリーンが利用されることが多いものです。
一般的にオーダーメイドできるロールスクリーンの大きさはこれを収納するボックスや巻き取りの機能によって変わるため、メーカーなどと相談をすることが大切です。
最大サイズもそれぞれのメーカーによって異なり、構造も異なるのでこれらを含め十分に確認した上で比較検討し、最適なものを選ぶことが必要です。
電動巻き上げ機能付きなどの場合には、特にその機能に支障をきたす場合もあるため、注意をしなければなりません。

ロールスクリーンには問題点もいくつかあるので注意しよう!

ロールスクリーンはインテリア性が高いのが魅力ですが、一方でカーテンと比べて遮光性・遮音性・遮熱性が劣るという問題点があります。
ロールスクリーンは窓のサイズにピッタリ合わせてオーダーしたとしても、両側に隙間が生じてしまうことがあります。
隙間が生じるということは光が漏れることを意味していますが、巻き上げて使用するという特性上、遮光性が高い厚手の布を使うことができません。
また、隙間が生じるということは遮音性や遮熱性も悪くなるので、この点についてはしっかりと理解しておくことが大切です。
風が吹いた際の音が気になるという問題点もあります。
ロールスクリーンにはウェイトバーと呼ばれる重しの棒が備わっていますが、布を下した状態で窓を開けると風により窓枠にウェイとバーが当たって音が発生することがあります。
さらに、出入りが多い掃き出し窓に設置してしまうと、出入りが面倒になる可能性が高いので注意が必要です。
カーテンの場合は出入りの際に横に少しずらせば出入りができますが、ロールスクリーンの場合は頭上まで巻き上げるか、少しだけ巻き上げてかがんで出入りしなければなりません。
ちょっとした動作かもしれませんが、頻繁に出入りする窓に設置するとかなり面倒なので、出入りが頻繁な掃き出し窓には基本的にはカーテンがおすすめです。

著者:坂東健市

筆者プロフィール

長野県松本市生まれ。
地元のホームセンターの店長。
ロールスクリーンの魅力を記事にまとめました。